社会科の学習と総合的な学習を兼ねて、福井県立歴史博物館へ行きました。社会の授業で古い道具や昔のくらしを勉強していることと、総合で調べている「越前万歳」の企画展が開催されているため、実際に様々な展示物を見せていただいたり、お話をうかがったりしました。

展示室には、見たことがない昔の道具がたくさんあり、みんな興味津々で見ていました。大きな「カントウエバ」についてお話をお聞きしたり、千歯こきや足ふみ脱穀機の使い方も見せていただいたりしました。昔は、身の回りにある自然のものでたくさんの道具を作っていたことを知り、子どもたちは昔の人々のちえに驚いていました。

「昭和のくらしコーナー」では、約50年前の様々な電化製品が展示されていたり、家やお店の様子が再現されていたりしました。昔のテレビや洗濯機を間近で見ることができ、今のテレビや洗濯機との違いを実際に見て感じることができたようです。また、黒電話の使い方が分からず、「どうやって電話をかける?」と不思議そうな様子の子もいました。大人にとっては、懐かしい気持ちになるコーナーです。

「越前万歳」の企画展では、今まで勉強してきたこと以上の詳しいお話をお聞きすることができ、さらに知識を深めることができました。昔の越前万歳の台本や華やかな衣装、貴重な資料の数々を見せていただき、大変勉強になりました。日本のいろいろなところに「○○万歳」と呼ばれているものがあることも初めて知りましたね。

県立歴史博物館の皆様、お忙しいところありがとうございました。「また県立歴史博物館に行って、もって詳しく調べたい!」と言っている子がたくさんいました。今日、実際に見て学んだりお話をお聞きしたりしたことを今後の学習にしっかりと活かしていきましょうね。