スポフェスの熱が冷め切らないまま、4年生以上が行う毎年恒例の体力・運動能力調査、いわゆる体力テストに取り組んでいます。

 8つの項目の中でも、児童のみんなが一番ドキドキするのが、『20mシャトルラン』です。みんなで励ましあったり、刺激しあったりしながら、がんばってほしいという思いを込めて、6年生全員で取り組みました。

 前日から、「ドキドキして落ち着きません」「去年の記録を超えたい」「ちょっと足が痛いけど、できる限りがんばります」「先生!シャトルランのコツを調べてきました!」という子もいたりして、みんなそれぞれ思いをもってのぞんだようです。

 みんながドキドキする要因としては、辛い種目であること、止めるのは自分次第であること、みんなとの競争意識が働くことなど。

 スタートした直後は静寂が体育館を包み、機械の音だけが無機質に流れました。しかし、徐々に回数が重なっていくと、走る子たちの息づかいも次第に激しくなり、その様子を見ているペアの子たちの檄が飛び交いました。

 体育館からの大きな歓声は校長室にも届き、校長先生も体育館へ駆けつけて、大きな声で「がんばれー!!」と応援してくれました。

 少しでも記録を伸ばそうと、歯をくいしばって走るみなさんの姿は圧巻でした。もちろん誰一人手をぬきません。結果に納得がいかず涙する子も。その子に「がんばってたよ!すごかったよ!」と手を差し伸べる子も。一回でも記録が伸びるようにと、声が枯れそうなくらい応援する子も。

 とても熱く、素敵な時間でした。見守る私たち担任たちも心を打たれる瞬間がたくさんありました。

 6年生のまた新たな『Shiny』な姿、あっぱれでした!