休み時間に3年生が地図を熱心に調べています。「世界の言葉で ありがとう こんにちは」というタイトルがついている多文化教育の資料で、職員室の掲示板やアミーゴ教室の前に掲示してあります。大人の思いこみで、いろんな国の言葉に興味をもっているのだろう、と思っていました。

 ところが数字を話しているのが聞こえたので、何を調べているのと声をかけました。驚きました。なんと、地図の周囲を囲んでいる国旗の下に、ものすごく小さな文字で各国の人口も記載されていて、「ブラジルは2億1100万人だよ。」等と話していたのです。この資料はこれまでに何回も眺めたことがあるのですが、各国の人口が記載されていることには気づきませんでした。児童はしっかり見ているなと感心しました。