4日に総合的な学習として、大瀧神社とやなせ和紙さんに見学へ行ってきました。

 岡本にとって、なくてはならない大切な宝もの...「越前和紙」と「大瀧神社」。

 子供たちも大切なものだということは分かっていました。ところが、実際そこにはどんな歴史があり、どんな魅力があり、どんな“人”が守っているのか、それはなんとなくでしか理解していないことに、自分たちで気が付きました。そのため、今回の校外学習では、前回のようなすべて受け身の学習ではなく、出発する前に、班ごとに「気になること」「インタビューしたいこと」を決め、それぞれ自分の課題を持って臨むことができました!今回は、前回から成長した子供たちが岡本の宝ものにどのように触れ、どのように学んでいったのかをご紹介します。

 

<やなせ和紙さんへの工房見学>

 

 ふすま型の巨大な和紙作りを生で見させてもらって大歓喜!お二方の職人さんの息がピッタリそろった、プロフェッショナルな仕事を見学させてもらい、和紙作りのかっこよさに感動していました。和紙が出来上がったときには、誰からとは言わず自然と拍手喝采が沸き上がりました。

 

社長さんの懇切丁寧なご案内のもと、原料~完成品になるまでの一連の流れを学ぶことができました。

立派な越前和紙を作るためには、1つひとつの工程、そのどれもが気の抜けない精密さが求められるのだと知り、驚愕するとともに、職人さんへの尊敬の念がより深くなっていきました。

 

<ボランティアガイドさんによる大瀧神社の見学・参拝>

さすが、猛暑の体育大会を乗り切った三年生。学校から大瀧神社まで長い坂道が続きましたがへっちゃらで登り切りました!

 

ガイドさんより、川上御前のお話だけでなく、鳥居のくぐり方や手水舎の使い方など、神社における礼儀作法・マナーについても勉強させてもらいました。越前和紙とは、切っても切れない関係のある大瀧神社の歴史を学べたことにより、より一層、和紙に対する愛着が深くなりました。

 

 

 

<校外学習から帰ってきて...>

今回、お忙しい中、見学を快く受け入れてくださった「やなせ和紙さん」へみんなでお礼の手紙を書きました。どの子も、感謝と感動が伝わる、心のこもった丁寧な手紙を書くことができました。受け取った社長さんは、笑顔で喜んで下さり、「岡本小学校の三年生が来てくれて良かった。」と仰っていました。

今までなんとなく知っていたことを、実際に見て、触れて、感じたことにより、改めて自分たちの住む岡本に誇りを持つことができた有意義な校外学習となりました。