「チャレンジランニング大会(旧マラソン大会)」へ変わります。

  昨年度から、「マラソン大会」から「チャレンジランニング大会」という呼び方に変え、方法も刷新しています。小学校学習指導要領(下記参照)では、持久走は陸上運動ではなく、「体つくり運動」として扱われていて、「一定の速さで動きを持続する能力を身につける」ことになっています。1・2年生は2分間、3・4年生は4分間、5・6年生は6分間で、時間内に走ることができた距離をポイントに算します。2ヵ所のスタート地点から同時に出発します。各学年学年とも複数のレースに分かれて走ります。

当日の体調や気象条件にも負けずに、それぞれの自己ベストに挑戦します。

呼吸が苦しくなるためついつい敬遠されがちな運動ですが、走ることや自分に挑戦する面白さを感じてほしいと思います。校庭のトラックを使って行いますので、ご家族の方でよろしければどうぞご覧ください。レース順などはお子様にご確認ください。 天候やグラウンドコンディション等により、延期または中止になることがあります。

 
↓小学校学習指導要領【体育編】より抜粋

1・2年生

A 体つくり運動

イ 多様な動きをつくる運動

 () 体を移動する運動

姿勢,速さ,リズム,方向などを変えて,這う,歩く,走る,跳ぶ,はねるなどの動きで構成される運動遊びや一定の速さでのかけ足などの運動遊びを通して,様々な行い方で体を移動する動きを身に付けることができるようにする。

  [例示]

○ 一定の速さでのかけ足

・ 無理のない速さでかけ足を2~3分程度続けること。

◎ 運動遊びが苦手な児童への配慮の例

・ 一定の速さでのかけ足が苦手な児童には,継続できる速さを助言したり,音楽に合わせるようにしたり,友達とかけ声を合わせながら走ったりするなどの配慮をする。

 

 

3・4年生

A 体つくり運動

イ 多様な動きをつくる運動

 () 体を移動する運動

 姿勢,速さ,リズム,方向などを変えて,這う,歩く,走る,跳ぶ,はねる,登る,下りるなどの動きで構成される運動や,一定の速さでのかけ足などの運動を通して,体を移動する動きを身に付けることができるようにする。

  [例示]

○ 一定の速さでのかけ足

・ 無理のない速さでかけ足を3~4分程度続けること。

◎ 運動が苦手な児童への配慮の例

・ 一定の速さで続けて走ることが苦手な児童には,リズムよくしっかりと息を吐きながら,続けることができる速さで行うことを個別に助言するなどの配慮をする。 

 

5・6年生

A 体つくり運動

イ 体の動きを高める運動

 () 動きを持続する能力を高めるための運動

動きを持続する能力を高めるための運動とは,一つの運動又は複数の運動を組み合わせて一定の時間続けて行ったり,一定の回数を反復して行ったりすることによって,動きを持続する能力を高めることをねらいとして行う運動である。

  [例示]

○ 時間やコースを決めて行う全身運動

・ 無理のない速さで5~6分程度の持久走をすること。

◎ 運動が苦手な児童への配慮の例

・ 一定の時間続けて走ることが苦手な児童には,自己のペースで無理のない速さで走り,段階的に課題を設定するよう助言したり,息をしっかり吐くことや,腕をリズムよく振ることができやすくなるよう個別に言葉がけをしたりするなどの配慮をする。