6月7日(火)

6年生は3時間目に,17日(金)の連合音楽会で歌う「群青」に想いを乗せる授業を行いました。

電話線が繋がっていない黒電話。

風の電話と呼ばれるその電話からはもちろん誰の声も聞こえませんし,自分の声も届くことはありません。

しかし,その風の電話には,会いたくても会えない人や普段なかなか口にすることができない想いを語るために1万人以上の人が訪れているそうです。

子どもたちはこの授業で,5年前の東日本大震災で父親を亡くした家族がその電話で語る映像を見,自分がもしその電話で語るとしたら誰に何を語るのかを考えることで,群青の歌詞を本当に理解できたようでした。

 

当たり前に帰る家があり,当たり前に家族や友だちと毎日言葉を交わすことができることが,

どれほど幸せなことかを噛み締め,今の自分を精一杯生きていこうとする心情が芽生えたようです。

「さよなら,また明日。」

明日が当たり前にやってくることに疑いも持たない我々には,被災された方々の本当の苦しみや悲しみはわからないのかもしれません。被災地へ行って,何かすることは子どもたちには難しいことです。

それでも,知ることはできます。

知ることで決して風化させないこと,そして自分の人生を強く歩いていくことを,この群青の合唱を通して子どもたちは考え,学びました。

 

17日の連合音楽会では,きっとすばらしい歌声を響かせてくれると信じています。

この日,最後に1度だけ歌った群青は,今まで聞いた中で最高の合唱でした。

たくさんの保護者の方に参観していただき,嬉しく思います。本当にありがとうございました。

書いていただいた感想はその日のうちに子どもたちに読んで聞かせました。自分たちの想いが伝わったことに,子どもたちも嬉しそうでした。

 

お時間が許されるなら,15日(水)の校内発表会や17日(金)の連合音楽会にもぜひお越しください。

「大切な人を想う一心」