「にじいろアイル」さんの出前講座を、3年生が受講しました。

「じぶんはじぶんでいいよ」「じぶんできめて、じぶんのしたいことをする」「じぶんのことはおかしくないよ」と、自分の悩みや、8人の友達や、仕事での出会った子どもたちなどのお話を通して、セクシュアリティを理由に、自分や友達を否定したり、否定されることはないよと、お話ししてくださいました。

 

 人それぞれに性に対する思いがあって、大人や親、友達と違う意見をもっていたら、自分の意見を言ってみることが大切だと思った。自分も、自分の髪型を中一くらいまで、意見を言うことができなかったので、共感できる部分があってうれしかった。これから、性や髪型、服装のことで悩むようなことがあれば、ごまかさずに自分の意見をはっきり伝えることを心掛けたいと思った。そして、自分がしっかり他の人の意見を聞く立場にもなりたい。

 世の中には、いろいろな人がいると改めに知ることができた。自分の周りにそういう人がいて(知らない間に)傷つけていたらどうしようと思いました。これからの人生でたくさんの人に出会うと思うので、今日学んだことを生かしたい。

 今日のお話を聞いて、トランスジェンダーの人なども普通の人たちなんだと気付きました。これからは、相手を見た目で判断せずに心と向き合って過ごしていきます。

 やっぱりまだ偏見のある世の中だと思うので、自分の周りにも当事者がいると思いながら(傷つけないよう)心掛けるきっかけになりました。自分とは関係のないことだと思わず、まずは理解して受け入れていくことが大切だなと思います。女性・男性という区切りなく、自分のしたい髪型、着たい服、したい一人称で自分を生きていく、という考えは目からうろこでした。

・・・知らず知らずのうちにもっている、見た目で判断したり、「こうあるべき」の中で育ててしまった偏見。それが偏見なんだと自覚して、多様な性を受け入れ、認めていくこと。それは 子どもだから、女性だか、生まれたところが、生まれたところが、肌の色が、・・・といったすべての人権の問題に繋がっていことをを強く感じました。私もとても考えさせられる講座でした。3年生の生徒たちの真剣に聞き入る表情がとてもとても印象的でした・・・。