11月4日~6日の3日間「国の原子力総合防災訓練」が行われました。県内でも大がかりな訓練が行われ、市の広報誌10月号にも「原子力災害に備える」という特集が組まれました。

今回の校内避難訓練は、「もしも原子力発電所で重大な事故がおきたら、私たちはどのように行動すれば良いのか」を考えるため、事前指導と教室への屋内退避訓練を行いました。

 

「訓練、原子力発電所で事故があり屋内退避の指示がありました。生徒の皆さんは教室に戻りなさい。」

放送の指示に従って、体育の授業の準備で行程に出ていた生徒たちは手洗いや洗顔をして教室に戻ります。

 

「教室や廊下、トイレすべての窓とドアを閉めて,カーテンやブラインドを閉めましょう。換気扇も止めましょう。」

教室に戻った人たちで協力して、被ばくを低減させる対応をします。

 廊下の窓やトイレの換気扇など、気がついた人が声をかけ合いながら 落ち着いて退避訓練を行いました。

全員の教室避難を確認し、静かに体育館に移動後、避難行動の確認を学習しました。

  

防災士の方が3名来校され、落ち着いて行動できるように訓練を重ねること。一人で対応するのではなく、皆で助け合って守り合うこと、パニックにならずできること冷静に判断できるようにしてほしい等の好評をいただきました。

保護者でもある地域の防災士の方は、学校のブロック塀の改修や地域の冬眠前の動物に出会ったときの注意や、登下校中も、どんな危険があるかを考えて対策することが大切、危険を予知する力をつけましょうというお話をしてくださいました。