6月13日 高学年 外来種バスツアー
6月13日 農政課の藤長さんを講師にお招きして、バスに乗って、白山地区の外来種の状況を学習しました。
総ヶ谷ダムでは、オオクチバス・ブルーギルが生息しています。昔は、ヤマメやサクラマスがいたそうですが、これらの在来種を餌として食べてしまったそうです。
暖かい時期には、のぞきこむだけでたくさんのオオクチバスやブルーギルが見えるそうです。
その日は、事前に藤長さんが仕掛けてくださったモンドリトラップにブルーギルがかかっており、実際に見ることができました。
安養寺の水路では、オオフサモの勉強をしました。オオフサモは、根っこで繁殖して、水路をふさいでしまいます。その結果、水路の水があふれ、田んぼのどてを壊し、田んぼに悪影響を与えます。
今は、5年間地道に駆除している成果で、かなり少なくなったことを知りました。駆除する以前の写真と比べると違いは歴然です。
最後に黒川で、オオキンケイギクを観察しました。葉や花の形や色で見分けます。
オオキンケイギクは10年前からとても広がりをみせている危険な外来植物です。
根が生きているとまた生えるので、根から抜いて駆除をします。
できれば、種がつく前に駆除できるとよいです。
バスの中では、様々な質問にも答えていただきとても有意義な時間になりました。
今度は学校田周辺のあぜの外来種の観察をし、実際に駆除します。
白山の環境を守るために頑張りましょう。

登録日: 2019年6月18日 /
更新日: 2019年6月18日