○朝早くから、学校公開にお越しくださりありがとうございました。1校時の道徳は、「森のしきしゃ」という教材を扱いました。森にクマ・サル・キジ・カラスなどさまざまな動物がおり、演奏会の指揮者を選ぶことになったのですが、クマの力を借りて意見を言うネズミはクマを指揮者に推薦しました。おしゃれや品の良さという外見で、キジを指揮者を選ぼうとしたシカ、普段からサルに世話になっているオウムは利害関係でサルを推薦します。このような各々が自分に都合のよい関係を作っている森の中で、ただ一人リスは外見や利害関係にとらわれず、その中身(練習を熱心にしていることや上手に演奏できる)や真実を見抜き、カラス(その色の黒さ・地味さからほかの動物は話しかけなかった)を指揮者に推薦しました。このような関係をつぶさに見ながら、児童たちは、「見た目・外見」でものごとを考えるのではなく、中身を事実をしっかりと捉えること大切さを学習しました。人権、公正・公平をしっかり意識し、差別のない社会を目指していければよいと考えています。児童は、道徳のプリントを持ち帰りますので、またサインをお願いします。そして、どんな勉強したのかと尋ねていただけると幸いです。