本年度、本園は最後の修了生を出すことになりました。
2名の園児が学ぶ中、保護者の皆さんは常にご両親が活動に協力してくださり、その都度多くのご意見をいただきました。

・園児が楽しく遊んでいる様子を見るにつけ、受容され、落ち着いた中での活動があり、安心感が持てる。
・言葉遣いが丁寧で、礼儀正しい。
・家庭ではできない活動を経験し、成長を感ずる。
・基本的習慣生活習慣が身につき、早寝早起き、食後の歯みがき等ができるようになった。
・作品や掲示物、HP等で園の活動内容がよく分かる。
・給食は、栄養バランスがよく、食育の指導がされ、家庭でも偏食が少なくなった。


本年度の教育活動の成果と課題として以下のことが考えられます。

・幼保連携4年目となり、保育園との交流で同じ地域の友だち意識が深まってきている。
・手洗いうがい、歯みがき等自主的に行い、健康で欠席がなかった。
・園外保育で身近な地域の事象や季節の変化に気づき、考えたり、話し合ったりする中、共通の話題から、学びがみられた。
・園児2名であるが、周囲の人々と関わり、毎日活発に、園生活を楽しむことができた。

・少人数の園生活では、大勢の中での自己発揮が上手にできないので、自分の思いや意見が言えるよう、場を捉え、指導する必要がある。
・なわとび、跳び箱、一輪車等、遊びの中でできるようになっているが、降園は自動車での迎えがあり、持久力等、体力面での改善を要する。

 

本園は昭和40年に創立し、これまでに大勢の皆様からご支援をいただき活動をして参りました。永年にわたるご厚情に感謝申し上げます。