今日(9月13日)は十五夜。中秋の名月が見られる日です。宴のお月見はこれから始まる秋の収穫を前に、豊作を願ったり収穫に感謝したりするために行われますが、そのお供え物のススキは、稲を見立てたものなのだそうです。

 そのなんともタイムリーな今日、5年生が稲刈りを行いました。宿泊学習の疲れもなんのその、子供たちは元気いっぱいに田んぼの中を走り回っていました。

 まずは、稲刈りがまの使い方を帰山さんから教わりました。稲を持つ手は、小指の方を上にするのでしたね。
 さあ、いよいよ稲刈りです。みんな楽しくわいわい騒ぎながらするのかと思いましたが、なぜかみんな無言です。
 ザクザク、ゴキゴキ、ザリザリ、ギコギコ…。稲を刈る音は途切れることなく、あちこちから聞こえてきます。
    今回もボランティアで来てくださった方が、たくさん来てくださいました。いつもいつもありがとうございます。
 さて、刈り取った稲は、はさ場にかけるために縛らなければなりません。しかしこれがなんとも難しいのです!
    はさ場に稲をかけるなんて、もちろん初めての体験です。「おお、かかった!」と大きな声が響いていました。
 脱穀のお手伝い。コンバインまで、刈った稲を運びます。がんばった子は何回も何回も往復してくれました。
  今年の稲作も無事に終わることができました。帰山さんには何から何までご準備してくださいまして、本当にありがとうございました。
  コンバインは、脱穀も即座にできます。長いパーツから勢いよく出てきた温かいモミに、子供たちは大喜びでした。
  帰り道は、かかしといっしょ。かかしさん、3か月以上もの間、お米を守ってくださって、ありがとうございました。