今日は、学校薬剤師の先生に「薬物乱用防止」についてのお話をしていただきました。今日のテーマは、「薬物って何?薬物乱用の恐ろしさについて知ろう」です。

 まず、薬物とは・・・、「役に立たない薬」と分かりやすく定義され、話は始まりました。
「ゲートウェイドラッグ(薬物の入り口)」として、タバコやお酒などの身近な物が挙げられ、子どもたちはびっくりしていました。

 そして、薬物乱用とは、薬物を社会のルールから外れた方法や目的で使うことであり、1回使用しただけでも乱用になることを学びました。薬物には、「覚せい剤」や「シンナー」「マリファナ」など、最近ニュースでも耳にするものばかりですが、実際にはどのような症状が現れるのかとは全く知らなかったようです。しかし、これらは、精神的にも身体的にも依存性があること、さらに犯罪を犯すなどの社会的に与える影響が大きいことも知り、驚きを隠せない様子でした。

 

 

 最後に、先生から、「何より大切なのは断る勇気。」というお言葉をいただきました。子どもたちの感想の中には、「お父さんのタバコの害の話をして、少しでも減らしてもらいたい。」「これから誰に誘われても、断る勇気を持って、絶対に薬物に近寄らない。」という言葉が聞けました。今日学んだことを忘れず、自己判断と自己責任で、薬物に関わらない健康な心と体に守っていってほしいと思います。